こども性暴力防止法に行政書士はどう関わる?対応できる業務と費用相場まとめ
これまで、こども性暴力防止法に関する様々なテーマを解説してきました。
学習塾やスポーツクラブ、保育施設それぞれの対応方法、情報管理規程の作り方、GビズIDの取得、情報漏えい対策、従業員研修など、対応すべき事項は多岐にわたります。
「結局、専門家に何を頼めるのか?」「誰に相談すればいいのか?」と迷う事業者のみなさまも多いのではないでしょうか。
この記事では、こども性暴力防止法への対応において行政書士が担える業務の全体像と、他の専門家との役割分担、費用相場を、行政書士かつ情報処理安全確保支援士(登録セキスペ)の立場からまとめて解説します。
こども性暴力防止法対応の全体像
これまでの記事で解説してきた内容を、時系列で整理すると以下のようになります。
| フェーズ | やること | 関連記事 |
|---|---|---|
| 準備 | 対象事業者か確認、GビズID取得 | GビズID解説 |
| 体制整備 | 情報管理規程の作成 | 情報管理規程の作り方 |
| 体制整備 | 情報漏えい対応フローの整備 | 情報漏えい対応フロー |
| 申請 | 認定申請(任意対応の場合) | 認定申請と費用 |
| 運用 | 従業員研修・周知資料の作成 | 従業員研修 |
| 運用 | 定期的な見直し | – |
業種によって求められる対応が異なる点については、以下の記事も参考にしてください。
行政書士が対応できる業務
行政書士は、官公庁に提出する書類の作成・提出代行を専門とする国家資格者です。
こども性暴力防止法への対応において、以下の業務を担うことができます。
1. 情報管理規程の作成
こども家庭庁のひな型をベースに、自施設の実態に合わせてカスタマイズした規程を作成します。
2. 認定申請書類の作成・提出代行
民間教育保育等事業者としての認定申請にあたり、必要書類の作成・こまもろうシステムを通じた提出をサポートします。
3. 各種規則・資料の作成
情報漏えい対応フロー、従業員向け周知資料など、法令対応に必要な文書一式の作成をサポートします。
4. 継続的な相談対応
制度運用開始後も、規程の見直しや新たな疑問点について、継続的にご相談いただけます。
情報処理安全確保支援士でなければ対応が難しい領域
情報管理措置は、単なる書類作成にとどまらず、情報セキュリティの実務知識が必要な領域を多く含みます。
一般的な行政書士事務所では対応が難しい、以下のような領域があります。
アクセス権限の設計
「誰が、どの情報に、どこまでアクセスできるか」を、最小権限の原則に基づいて設計することは、情報セキュリティの専門知識が必要な領域です。
電子データの管理・廃棄方法の具体化
クラウドストレージでの保管方法、パスワード管理、電子データの完全消去方法など、IT実務に即した具体的な方法の選定が必要です。
漏えい対応フローの実効性
「報告する」というルールを作るだけでなく、実際にインシデントが発生した際に機能するフローを設計するには、情報セキュリティインシデント対応の知見が求められます。
従業員研修の実践的な内容設計
「何が漏えいに該当するか」を具体的に伝えるには、情報セキュリティの現場で実際に起こりうるパターンを踏まえた研修設計が効果的です。
当事務所は行政書士に加え、情報処理安全確保支援士(登録セキスペ)を保有しており、これらの領域についても一貫してサポートできることが強みです。
社会保険労務士との役割分担
こども性暴力防止法への対応では、就業規則の整備も推奨されています。
就業規則の作成・変更は、社会保険労務士の専門領域です。
一般的な役割分担の目安は以下の通りです。
| 業務内容 | 主な専門家 |
|---|---|
| 情報管理規程の作成 | 行政書士 |
| 認定申請 | 行政書士 |
| 情報セキュリティ体制の設計 | 情報処理安全確保支援士 |
| 就業規則の整備(採用条件の明示等) | 社会保険労務士 |
| 誓約書・雇用契約書の整備 | 社会保険労務士 |
就業規則の見直しが必要な場合は、社会保険労務士との連携が必要になることがあります。
当事務所では、必要に応じて連携先の社会保険労務士をご紹介することも可能です。
費用相場のまとめ
これまでの記事でも触れてきた費用の目安を、改めて整理します。
以下は当事務所における概算料金です。
事業者の規模・状況によって変動しますので、詳細は個別にご相談ください。
| 業務内容 | 概算料金 |
|---|---|
| 情報管理規程の作成 | 50,000円〜 |
| 管理体制整備のアドバイス | 30,000円〜(顧問契約) または 時間単価10,000円 |
| 漏えい対応フローの作成 | 40,000円〜 |
| 認定申請サポート | 90,000円〜 |
| 従業員向け周知資料の作成 | 30,000円〜 |
| 全部込みパック | 150,000円〜 |
すべて税抜き・概算です。
初回相談は無料です。
なぜ早めに専門家に相談すべきか
施行日(2026年12月25日)まで、時間は限られています。
- GビズIDの取得だけでも2〜3週間かかる場合がある
- 認定申請から認定まで通常1〜2ヶ月かかる
- 情報管理規程の整備・体制構築には、現状把握から始めて相応の時間がかかる
- 従業員研修の実施・記録化にも準備期間が必要
これらを逆算すると、「まだ時間があるから」と後回しにしていると、施行直前になって慌てて対応することになりかねません。
早めに専門家に相談することで、余裕を持ったスケジュールで、実態に即した確実な対応を進めることができます。
当事務所が選ばれる理由(まとめ)
行政書士×情報処理安全確保支援士のダブル資格
法務対応と情報セキュリティ対応を、一つの窓口でワンストップに依頼できます。
守秘義務のある国家資格者
性犯罪前科という極めて機微な情報を取り扱う業務において、法律上の守秘義務を負う国家資格者として、安心してご相談いただけます。
東京都・埼玉への出張対応
お客様の事業所へ直接訪問し、現場の実態に合った体制整備をご提案します。
もちろん、リモートでの対応も可能です。
ご相談は全国から受け付けております。
初回相談無料
まずは費用感やご不安な点について、無料でご相談いただけます。
まとめ
こども性暴力防止法への対応は、法務面(書類作成・申請)と情報セキュリティ面(体制設計・研修)の両方が求められる、専門性の高い分野です。
- 行政書士は情報管理規程・認定申請などの書類作成を担う
- 情報処理安全確保支援士はアクセス権限設計・漏えい対応フロー・研修設計を担う
- 就業規則の整備は社会保険労務士との連携が必要な場合がある
- 施行日までのスケジュールを逆算し、早めの対応が重要
当事務所は行政書士と情報処理安全確保支援士(登録セキスペ)のダブル資格を活かし、法務×ITの両面からワンストップでサポートします。
「何から始めればいいか分からない」という段階でも構いません。
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