こんにちは。行政書士の毛利です。
日頃のちょっとした悩みに行政書士がお答えする、教えてもーりーのコーナーです。
今回は事業復活支援金等のその後の支援に関するご相談です。

Q.事業復活支援金を受給した事業者を対象に追加の支援があると聞いたのですが、本当ですか?

(公財)東京都中小企業振興公社が実施している制度なので、これは東京都限定の制度です。
まとめてみました。

対象 以下のいずれかを受給した中小企業者

  • 事業復活支援金(国)
  • 一時支援金(国)
  • 月次支援金(国)
  • 月次支援給付金(都)

※事務局に確認したところ、個人事業主も対象です

内容
  • 経営課題解決のための専門家派遣(1社4回まで)
  • 販路開拓サポート(助成金)
問い合わせ先 【事業復活支援金等受給者向け緊急支援事業相談窓口】
TEL:03‐3251‐7881
受付時間:平日9:00~11:30、13:00~16:30(※土日祝日除く)

まずは相談窓口に電話してみるのがいいと思います。
詳しくは中小企業振興公社の「事業復活支援金等を受給した方のための緊急支援」のページをご参照ください。

専門家派遣はどういう支援なのか?

この支援を受けるためには、まずは相談窓口への問い合わせが必要です。
そこで必要性が認められると、支援を受けることができます。
課題解決のためだけでなく、新たな販路の開拓や新事業への展開等についても専門家のサポートを受けることができます。
きっと、豊富な実務経験と支援実績を有するバリバリの専門家なのでしょう。
期待大ですね。

具体的にはこんな課題に対してアドバイスをもらえます。

  • 新型コロナウイルス感染症による経営環境の変化に対応して、業態転換や新規事業計画について相談したい
  • オンラインを活用した販路開拓などの取り組みへのアドバイスが欲しい

受付期間は、2022(令和4)年4月1日(金)〜10月31日(月)です。
なお、リモートも可能なので、このご時世でも安心です。
詳しくは「事業復活支援金等受給者向け緊急支援 専門家派遣事業」のページを確認してみてください。

販路開拓サポートはどういう支援なのか?

まず、これはちょっと急がないといけません。
なぜなら、事前エントリーが必要だからです。
その期日が迫っています。
事前エントリー期間は、2022(令和4)年6月17日(金)10時~7月14日(木)17時です。
とにもかくにも、まずは事前エントリーが必要です。
事前エントリーした中から先着順で予算の範囲内で申請可能な事業者が申請できます。

この支援は経費の一部を助成する、助成金事業です。
ちょっとまとめてみましょう。

助成対象経費
  • 展示会参加費(小間スペース利用料、オンライン出展基本料、小間装飾費、輸送費)
  • ECサイト出店初期登録料
  • 自社Webサイト制作費
  • 販売促進費(チラシ・カタログ制作費、PR動画制作費、PR広告掲載費)

※販売促進費単独の申請はできません。

助成限度額 150万円
助成率 助成対象経費の5分の4以内

この助成金は申請できた場合の採択率が高いようです。
販路開拓にお悩みの事業者の方はぜひご検討ください。

詳しくは「事業復活支援金等受給者向け販路開拓サポート助成事業」のページを確認してみてください。

最後に

専門家派遣事業では事業計画を作成する場面があるかもしれません。
また、助成金申請でわからないことが出てくるかもしれません。
そんな時は、毛利行政書士事務所でサポートすることができます。
お気軽にお問い合わせください

最後までお付きあいいただき、ありがとうございました。
また次回、お会いしましょう。